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工事レポート

9月の工事写真

小名浜港東港地区の航空写真(2016.9.30時点)
 この写真は、小名浜港東港地区を上空から撮影した写真です。
写真左下のポンプ浚渫船がある箇所でしゅんせつ作業を行い、写真右側の土捨場まで送泥し、埋立作業を行います。



カッターヘッド交換(2016.9.29)
 この写真は、ポンプ浚渫船のラダー先端についているカッターヘッド交換後の写真です。
 カッターヘッドにカッターチップが66本取り付けられており、硬い地盤を掘削し擦り減ったチップを日々こまめに確認、交換をします。地盤によりチップ取付部のノーズから折れることもあり、損傷箇所数が増えたらヘッドごと交換し、溶接により補修していきます。


土捨状況(2016.9.28)
 この写真は、しゅんせつ土砂を埋立地で土捨てしている様子です。
しゅんせつ土砂と一緒に海水も送られてくるので、土捨場周囲の土砂の浸食防止のため、土砂を詰めたトンパックで養生します。埋立ての進捗によって、排砂管の延長も随時行っています。


海底管沈設(2016.9.13)
 この写真は、排砂管を海底に沈設している様子です。海底排砂管は陸上で組立て、設置箇所まで曳航します。
浮上零号(フローター管(海上管)と接続する排砂管)及び立上零号(陸上管と接続する排砂管)と接続した後、通水して排砂管内を満水することで、自重で海底に沈ませます。


水質調査(2016.9.9)

 この写真は、東港地区西沖にて水質調査のための採水をしている状況です。しゅんせつ作業中は、決められた調査地点2箇所で、濁度測定(1回/しゅんせつ日)、採水し分析試験(1回/週)を実施しています。
水質調査は表層(海面下0.5m)、中層(水深の1/2)、下層(海底面上1.0m)の3層にて、濁度・浮遊物質量・放射線濃度を分析調査します。



8月の工事写真

●排砂管仮係留(2016.8.26)
 この写真は、フロータ管(海上管)を工事区域に仮係留している様子です。
フロータ管とは、排砂管の両脇にフロータを取り付けて、海上に浮かせた状態にした排砂管で、ポンプしゅんせつ船に接続してしゅんせつした砂を埋立地に送るときに使用します。
 フロータ管には、係留アンカーが取り付けられており、施工中のポンプしゅんせつ船の位置に合わせて、自在に動かすことができます。


●排砂管組立(2016.8.23)
 この写真は、東港埋立地内にて排砂管(陸上管)を組み立てている様子です。
使用している機械は、クレーン仕様バックホウ(0.7m3級)です。
 排砂管は、径がΦ760mm、長さが12m~6mのものを使用しています。
その他、ゴムスリーブ管や曲管等を組み合わせて、埋立地内の吐出箇所まで、1本1本組み立てます